BTemplates.com

自己紹介

自分の写真
ジーコ・マラドーナ・プラティニ世代ですが、ドリームチームでバルサにはまりました。サッカーなら何でも好きですが、日常はキンチョウ・長居で今年も8番でセレッソです。

2016年8月28日日曜日

エイバル、本拠地開幕戦を白星で飾るも、乾は出番なし


リーガ・エスパニョーラ第2節 エイバル対バレンシア

リーガ・エスパニョーラ第2節、エイバルは本拠地イプルアにバレンシアを迎えての一戦はペドロ・レオンの1点をエイバルが守りぬき今シーズン初勝利。ベンチスタートとなったい乾に出番は無かった。


スターティングメンバー
前節デポルティーボ・ラ・コルーニャに逆転負けを喫したエイバルは、前節から先発メンバーを4人入れ替え。乾、ジュンカ、リベラ、アドリアン・ゴンザレスの4人が外れ、ペドロ・レオン、ルナ、エスカランテ、ホタが先発となり、左にベベ、右にペドロ・レオン、トップ下にホタが入り出場停止明けのエスカランテとダニ・ガルシアがドブレピボーテを組む4-2-3-1となっている。またこの試合でもベンチスタートとなったセルジ・エンリクにもイングランドへの移籍が噂されている。
一方のバレンシアは新加入としてユーロでも活躍を見せたナニを獲得したもののかなり厳しいシーズンを迎えている状態。一方のバレンシアは新加入としてユーロでも活躍を見せたナニを獲得したもののかなり厳しいシーズンを迎えている状態。アンドレ・ゴメス、ネグレド、ピアッティ、ハビ・フエゴ、チェリシェフらがチームを去り、さらにこの試合で招集外となっているムスタフィがアーセナルへ、パコ・アルカセルがバルセロナへとさらに移籍の可能性が高いとされている。

ホーム開幕戦という事で初白星を目指し積極的に高い位置から守備を始めようとするエイバル。乾に代わってサイドに入っている元レアル・マドリードのペドロ・レオン、元マンチェスター・ユナイテッドのベベというエイバルの歴史上最もビッグネームと言える実績十分のサイドアタッカーの個人技を中心に攻める形を見せるが、試合のペースを握ったのは個人技勝負なら上回るバレンシア。前半20分にロドリゴとパレホのスイッチから上がったクロスにサンティ・ミナがバイシクルで合わせるもオフサイド、23分にはナニのスルーパスに抜けだしたロドリゴはGKリエスゴも外すが折り返した所をなんとかルナがカバー、直後のCKのこぼれ球からナニの素晴らしいクロスからアブデヌールがフリーで合わせるも叩きつけたボールはクロスバーを越え、40分にはロドリゴの突破から鋭いクロスを入れるもサンティ・ミナのスグ前でルナがなんとか触り、41分にはガヤの折り返しをフリーでサンティ・ミナが合わせるもシュートは枠を外すと、バレンシアはエイバルの両サイドを完全に崩しチャンスを量産したもののただただ決めきれないという圧倒的なバレンシアペースの前半となっていた。

前半ボールを持つ時間を作ったとしてもそこから先ではほとんど何もさせてもらえなかったエイバルは、後半に入ると積極的に2度追い、3度追いをして捨て身に近いプレスを見せる。
エイバルはこれで逆を取られる事もあるが、相手ゴール近くでボールを持てる形も作れるようになり、ペドロ・レオンのFKやベベのミドル、キケ・ガルシアとシュートまで持っていける場面も見られるようになる。
そして60分にキケ・ガルシアの折り返しがボックス内で対応していたアブデヌールの手に当たりエイバルがPKを獲得。ペドロ・レオンのキックは一旦マシュー・ライアンが止めるが、跳ね返りを再びペドロ・レオンが押し込みエイバルが先制。バレンシアの選手はマシュー・ライアンの弾いたボールに誰も反応をしておらず、少しお粗末な対応を見せてしまった。

その後65分にエイバルはパワフルな突破がある反面守備では淡白な所も多いベベに代えルベン・ペーニャを投入。78分にはホタにかわりセルジ・エンリクを投入し、ハーフタイムでラミスの負傷により投入されたルジューヌと加えてこれでエイバルは3人の交代枠を消化。この試合での乾の出場はなくなった。

後半にもチャンスを作っていたバレンシアはアドラン、バカリを投入してきたが最後まで捨て身のプレスが功を奏したエイバルがリードを守りきり試合はそのまま終了
エイバルはホームで今期初白星をかざり、バレンシアは2連敗となった。

新加入のベベ、ペドロ・レオンという実績ある2人に押し出される形でこの試合では出番が無かった乾。実績から考えるとこの2人の壁は高いがトップ下のポジションも含めてチャンスを掴んで欲しい所。
ただこの試合で今期初白星を挙げたものの、チーム自体の完成度は昨シーズン序盤ほど高くなく、チームとしての狙いも今ひとつ感じられない内容が続いており、この試合ではいつバレンシアにやられてもおかしくない展開となっていた。選手が大幅に入れ替わった為仕方ない部分もあるだろうが、クラブ史上最大のビッグネームを獲得したとはいえエイバルは全体の意思統一を最大の武器にしないといけない規模のクラブなので、乾も含めた今後の改善に期待したい。
一方のバレンシアは失点を重ねた開幕戦に比べ改善は見られたものの2連敗は厳しい結果。数多くの主力を失っているので、早い段階で結果を出さないと昨シーズン以上に苦しむシーズンとなる可能性がある。




0 コメント:

コメントを投稿